三度目の正直となるか? Googleが再び電子書籍販売サービスへの参入を表明

noteで書く

《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】検索大手のGoogle(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の15日、ドイツで開催されている国際ブックフェア会場において、電子書籍販売サービスへの来年前半の参入を表明した模様だ。

 発表したのはGoogle社のTom Turvey氏で、主要出版社の担当者を前に約束したとのこと。サービス名称は「Google Editions」で、オンライン/オフラインの両方でも閲覧できるような、ブラウザベースのビューワとなる模様だ。Google側によると、このGoogle Editionsでは提携サイトでも販売ができるようになるため、いわゆる小売システムではなく、巨大な取次システムになるとのこと。

 なお、Turvey氏はこの6月にニューヨークで開催された「BookExpo 2009」会場で、年内にGoogle Editionsをオープンさせることを約束していたが、何らかの事情で遅れている模様。さらに、2年前にも「Google Online Access」という名称の有償電子書籍サービスを開始するとのリーク報道があったが、実現できなかった。今度こそオープンにこぎつけ“三度目の正直”となるか、米国の電子書籍関係者たちは注目している模様だ。【hon.jp】n

問合せ先:米Computerworld誌の報道( http://blogs.computerworld.com/14929/google_editions_an_e_book_store_thats_not_evil

noteで書く

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: