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米Adobe Systems社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の10月24日、新型のPC向け電子書籍ビューワーソフト「Adobe Digital Editions」を発表した。
同日パブリックベータ版が公開開始されたこのAdobe Digital Editionsは、PDF/XHTML/Flashベースの電子書籍ビューワソフトで、電子雑誌・電子新聞などさまざまなコンテンツに対応。現時点ではWindows版のみがリリースされているが、年末までにMac OS X版/Linux版もリリースされる予定だ。
Adobe社では6年前のPDAブームと同時期に、Adobe eBook Readerと呼ばれる電子書籍ビューワーをリリースしたが、最近ではほどんとフェーズアウトしていた。今回のDigital Editionsでは、過去の失敗を活かし、アプリの大幅軽量化、Flash Player 9との連携によるWebブラウザからの直接起動、選択式DRMに対応した新型配信サーバー、自動テキスト流し込み機能など、新機能を数多く盛り込んでいるとのこと。
【関連サイト】
米Adobe Systems社の本件に関するプレスリリース(英文)
http://home.businesswire.com/portal/site/google/index.jsp?ndmViewId=news_view&newsId=20061023006404&newsLang=en