Google Search ConsoleでAI検索への利用除外設定が可能になっていたなど 日刊出版ニュースまとめ 2026.11.07

【写真】源喜堂書店+猫
Photo by Ryou Takano(+Adobe Firefly 生成塗りつぶし“歩いている白黒猫”)
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伝統的な取次&書店流通の商業出版から、インターネットを活用したデジタルパブリッシングまで、広い意味での出版関連ニュースをデイリーでまとめて配信。ボットではありません。AIも使っていません。中の人がすべて自分の目で読んで、手作業でまとめています。2026年度のピックアップログ全件はこちら。

政治

総務省がドコモに行政指導、契約者の同意を得ないアマゾンへの違法な情報提供〈ケータイ Watch(2026年11月6日)〉

米巨大テック、トランプ氏になびいた代償 民主議員「屈服させる」〈日本経済新聞(2026年11月6日)〉

GMOインターネットの情報漏えい事案で総務省が業界団体に「ブロッキング要請」との報道 NTTは動いた?〈ITmedia Mobile(2026年11月5日)〉

総務省から要請があったか否かについては「ノーコメント」とのこと。「法整備してくれ」というのは、私も「漫画村」事件のころから主張していることなので同意(鷹野)

社会

「編集者はAIがあれば、ライターを必要としない」論争が巻き起こっているらしい〈シュッパン前夜 編集部(2026年11月6日)〉

最後は出版に戻ってくる|三省堂代表取締役社長 瀧本多加志さん(出版フィールドワークプロジェクト vol.15)〈出版フィールドワークプロジェクト(2026年11月6日)〉

その湯気のことを出演者が「煙」といったの。(略)この「煙」というのは明らかに間違いで、多くの人が間違いだって気づくけれども、通じるでしょ。

いやあ……細かいようですが「辞書を引く」って話の流れだからスルーできない。あえて言わせていただきます。「煙」には火が燃えるときに立ちのぼるものという意味以外に、そういうふうに見える水蒸気(霞とか靄など)のことを指す意味もありますよ。三省堂辞典には「湯の煙」って用例が載ってますし。「明らかに間違い」って言われると、こうやって私みたいに「いや、そんなことはない」って言い始める人が出てきちゃうわけです。ただ、「間違い」ではないけど用法に違和感を覚える人がいるのも確かでしょう。だから、もし自分が編集者で、著者が水蒸気のことを「煙」と書いてきたら、「湯の煙」あるいは「湯煙」としたほうが無難かも? って提案します(鷹野)

静岡市教委、学校司書の削減へ 「読書の機会制限」と懸念の声〈毎日新聞(2026年11月5日)〉

文部科学省は学校司書の手厚い配置を求めているのに、地方自治体が逆行しますか……(鷹野)

講談社、子どもの本大賞創設を発表 半世紀以上続く「野間児童文芸賞」「講談社絵本賞」を統合〈オリコンニュース(2026年11月5日)〉

経済

世界の時価総額1日で550兆円喪失 AI投資熱、米民主党大勝で逆回転〈日本経済新聞(2026年11月6日)〉

とうとうAIバブル崩壊か?(鷹野)

総合法令出版が事業停止 破産手続申立てへ〈The Bunka News デジタル(2026年11月6日)〉

本屋の「文教堂書店」が黒字化を達成 収益を改善させた“改革”とは〈内外タイムス(2026年11月5日)〉

(株)内外出版社(東京)が破産申請へ=「月刊自家用車」などを発行〈東京商工リサーチ(2026年11月5日)〉

技術

AI Overviews・AI ModeのCTRは検索全体の2倍以上、28日間のオプトアウト実験で推定〈海外SEO情報ブログ(2026年11月6日)〉

実験に使ったのは、2026年8月に全世界で提供が始まった生成AI検索からのオプトアウト機能です。

実験そのものより、こっちの記述にびっくりしました。いつのまに! これ海外でもまだSEO専門メディアくらいしか報道していないっぽい。私含めほとんど誰も気づいてなかったのでは。これがあるのとないのとでは、批判側の声の妥当性が大きく変わってくるはず。Googleに「だから『権利者が利用⁠を拒否できる仕組みを提供している』って言いましたよね?」と言われてしまいそう。この設定を知らずにそれを言われたら、robots.txtの話をしていると勘違いしそう。ちなみに、Search Consoleのヘルプには「この設定は、特定の検索の生成AI機能にお客様のコンテンツを表示するかどうかにのみ影響します。Google検索の他の部分に影響を与えるランキングや掲載可否のシグナルとしては使用されません」と明記されています。「除外」に設定しても従来の自然検索には影響しないんですって!(鷹野)

デジタル社会で漢字をつなぐ Part.13 ライブ配信がAIに止められた〈かーじい(2026年11月5日)〉

JEPAセミナーのYouTube Live配信が止められ、削除されちゃったそうです。ダミーデータならダミーデータだと「判定AIにも」わかるようにしておく必要があるようです。おっかねー(鷹野)

イベント

立命館大学デザイン・アート学部/研究科公開授業「死ぬまで学べ――大人のデジタル学習術」すがやみつる氏〈京都府京都市(立命館大学衣笠キャンパス)/11月11日〉

本の学校 出版シンポジウム 2026 in東京 書店再興会議「これからも本を売り続けていくために」〈東京都品川区(きゅりあん 品川区立総合区民会館)/11月15日〉

池松潤(アウトプットLABプロジェクト)「AI × YouTube × 出版 これから先、コンテンツビジネスや、出版社は何を売るのか? AIが要約し、YouTubeが説明してくれる時代に、なぜ人は本やコンテンツにお金を払うのか?」〈東京都千代田区(note place)/11月19日〉

IMART「国際マンガ・アニメ祭 Reiwa Toshima (IMART)2026」〈東京都豊島区(アニメイトシアター)+オンライン/11月20日〉

日本電子出版協会「パソコンって、なんだったんだ? ――『月刊アスキー』元編集長が掘り起こす、誌面と舞台裏」講師:遠藤諭氏〈オンライン/11月25日〉

電流協オープンセミナー「AI時代にデータベースは生き残れるのか?」登壇者:田中政司氏(ジャパンナレッジ)、植村八潮氏(専修大学社会科学研究所)、野口武悟氏(青山学院大学)〈東京都千代田区(JCIIビル6階)+オンライン/11月27日〉

日野市立図書館「未来へつなぐ、本の居場所~日野市立中央図書館で考える残したい景色~」講師:牟田都子氏(校正者)〈東京都日野市(日野市立中央図書館)/11月28日〉

日本図書館協会 出版流通委員会「公共図書館における電子書籍提供サービスの実際:導入と運用」〈東京都中央区(日本図書館協会研修室)+オンライン/11月28日〉

日本電子出版協会「デジタル化・国際化環境の中での日本語の未来とW3C/JLreq-d」講師:Atsushi Shimono氏〈オンライン/11月30日〉

日本電子出版協会「年忘れ、電子出版放談会」〈オンライン/12月2日〉

今年もお声がけいただき、登壇します。技術パートです(鷹野)

日本出版学会「2026年度秋季研究発表会」&「新潟市内マンガ関連施設視察ツアー」〈新潟県新潟市(開志専門職大学)/12月5日~6日〉

お知らせ

文学フリマ東京43に出店します

11月8日(日)に東京ビッグサイトで開催される文学フリマ東京43に出店します。ブース番号は い-09〜10 (南3・4ホール)です。

新刊『出版とフリー 〈無料〉との競争の果てに起きたこと』について

クリス・アンダーソンの名著『フリー〈無料〉からお金を生みだす新戦略』(2009年・NHK出版)を再読し、日本の出版状況に合わせて考察した10年前の連載コラムが本になりました。最終章は書きおろしの「生成AIとフリー」です。

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