米HarperCollins、既刊書を書店でプリント・オン・デマンド販売する「Comprehensive Backlist」プログラムを発表

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【編集部記事】出版大手のHarperCollins社(本社:米国ニューヨーク州)は現地時間9月22日、同社の既刊書の紙版とPoD版を販売する書店向け「Comprehensive Backlist」プログラムを開始すると発表した。

 PoD版は、On Demand Books社(本社:米国ニューヨーク州)の書店向けプリント・オン・デマンド機「Espresso Book Machine」を利用して提供する。HarperCollins社の成人向けと児童向けのペーパーバックの既刊書が11月から利用可能になる。販売方式は出版社が価格を決めるエージェンシーモデルで、書店は販売高の30%を受領する。開始当初は同社と On Demand Booksが協力してプログラムの促進支援を行う。

 現在、同社の既刊書の25%-80% は書店の物理的なスペースの制限のため陳列されていないという。著者にとっても、紙書籍版のロイヤリティが増えるので有効と説明している。【hon.jp】

問合せ先:HarperCollins社のニュースリリース( http://www.harpercollins.com/footer/release.aspx?id=958&b=&year=2011

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