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「怪談えほん」に有栖川有栖が参戦! 有栖川有栖と市川友章が描く 悪夢のれっしゃの物語
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有栖川有栖(作)/市川友章(絵)/東雅夫(編)/岩崎書店
内容紹介
みちにまよって、あるきまわるうちに、
ちいさな えきを みつけた。
そこへやってきた れっしゃに のりこんだ ぼくの目に、
とびこんできたものは……?
有栖川有栖と市川友章が描く 悪夢のれっしゃがはしりだす。
怖い絵本ブームを巻き起こし、異例の大反響を呼んだ「怪談えほん」シリーズ。
2019年夏から新たにスタートした第3期、2作目の執筆者として参戦したのは、人気推理作家の有栖川有栖氏!
鉄道好きとして知られるミステリー作家・有栖川氏が、シリーズ初となる「電車」を舞台にした怪談話を描き、「怪談えほん」に新たな魅力を吹き込んでいます。
絵は、「学校の怖すぎる話」シリーズ(あかね書房)のイラストが怖すぎると評判になった市川友章氏が担当。
昭和の「探偵もの/SFシリーズ」を想起させるまったりしたタッチで、奇妙な怪物たちをこれでもかと描き、不思議な世界へ誘います。
ページをめくるたびに、追い込まれてゆく物語。
読後の恐怖を、ぜひ味わってみてください。
◆ 作者紹介
作:有栖川有栖(ありすがわ・ありす)
1959年、大阪生まれ。同志社大学在学中より推理小説研究会に所属して創作等で活躍。1989年、『月光ゲーム』でデビュー。『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞を受賞。他に『46番目の密室』『孤島のパズル』『海のある奈良に死す』『英国庭園の謎』『「Y」の悲劇』(共著)など多数ある。
絵:市川友章(いちかわ・ともあき)
1977年千葉県生まれ。東京藝術大学大学院修了。個展、グループ展などで怪人や動物をモチーフにした油彩画、及び木彫作品を発表。代表的な展示に「怪人教室」(ラッドギャラリー)、「動物の木彫」(ビリケンギャラリー)など。その他、中国、韓国でも展示。LINEスタンプ「怪人スタンプ」がLINE Creators Stamp Award 2014 みうらじゅん賞を受賞。「学校の怖すぎる話」(加藤一編著/あかね書房)にて挿絵を担当。
編:東 雅夫(ひがし・まさお)
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年から『幻想文学』、2004年から『幽』の編集長を歴任。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞を受賞。編纂書に『文豪怪談傑作選』『文豪ノ怪談ジュニア・セレクション』、監修書に「怪談えほん」「妖怪えほん」シリーズや『絵本 化鳥』などがある。
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784265079629
本体価格:¥1,500 (JPY)
ジャンル:児童書/絵本
刊行日:2020/01/17
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