『魔界本紀 1 下剋上のゴーラン』茂木鈴/講談社/9月5日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

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 元日本人の青年が、オーガ族として魔界に転生した。その名をゴーラン。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

魔界本紀 1 下剋上のゴーラン

茂木鈴/講談社

内容紹介

魔界本紀 1 下剋上のゴーラン

【あらすじ】

 魔界は現在、あちこちで戦争が勃発し、下克上上等の大戦国時代を迎えていた。加えて、魔界の住民は脳筋な奴らばかりで、特に謙遜を重んじる日本人には生きにくい世界だ。なにしろ、魔界の住民ときたら半歩下がると二歩踏み込んでくるやつらしかいない。

 ゴーランは転生前の境遇により多くの武術を習っていた。さらに、武術以外にも多くの習い事をしていたので、カオスな魔界でもゴーランは単なる脳筋には遅れを取らず、かつ常に理知的であり、論理的思考と行動を実践できた。下克上(決闘)を申し込まれても並みのやつらなら負けることはない。

 魔界の軍団長・ネヒョルはそんなゴーランに一目置き、要職に就かせる。軽いノリで就かされた部隊長の座だったが、それはゴーランにとって長い長い「下克上ライフ」の始まりに過ぎなかった。

 オーガとして魔界に転生した現代日本人が、己の頭脳と腕っぷしで出世街道を驀進する、少年マンガ的激アツ下剋上物語!

【著者紹介】

茂木 鈴
東京学芸大学を卒業後、予備校や進学塾で数学・物理を教えるかたわら、メールゲームのマスター、ゲーム、雑誌、Webなどでライター業を営む。ある日『魔法科高校の劣等生』(電撃文庫)を読み、「これからはWeb小説の時代が来る」と確信し、Web小説家にジョブチェンジ。代表作は『お人好しが異世界で一旗揚げますん』(Kラノベブックス)、『異世界のカード蒐集家』(GCノベルズ)ほか多数。

出版社からの備考・コメント

 校了前のデータを元に作成しています。 刊行時には内容が若干異なる場合がありますが、ご了承ください。

※発売前の作品のため、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

おすすめコメント

 異世界とはことなった“魔界”を舞台にしている点がユニークです。此方に登場する魔族のほとんどは何でもかんでも腕っぷしで解決しようとする「脳筋」なヤツら。そしてタイマン(1 VS 1の喧嘩)で負けたが最後、相手に隷属しなくてはならない理不尽とも言える世界構造になっています。この世界で生き延び、さらに大事なものを守るためには、とにもかくにも「強さ」が必要なのです。

 主人公のゴーランはオーガという鬼ですが、元人間ということもあり、他の魔族よりかなり頭が回ります。何かと挑まれるタイマン勝負でも、腕力以外の「知力」を駆使し、下剋上(勝利)を成し遂げていきます。ゴーランという存在に組み込まれた特別な設定が絶妙なタイミングで働くところも見どころなのですが、何より、腕っぷし一つで成り上がっていく、熱血少年漫画のヒーロー的なゴーランの強さに酔いしれていただければと思います。

 装画は、ソーシャルゲームやカードゲーム、ライトノベルの分野で絶大な支持と人気を集めるlack氏が担当!

――担当編集者より

出版情報

発行形態:ソフトカバー
ISBN:9784065163962
税抜価格:¥1,200 (JPY)
ジャンル:SF/ファンタジー , ラノベ
刊行日:2019/09/05

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