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深い闇の果てに光を掴もうとする女性たちの、闘いと解放。直木賞作家の真骨頂!
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書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。
夜 は お し ま い
島本理生/講談社
内容紹介
島本さんの小説はいつも、自分は傷ついているのだと気づかせてくれる。 ――藤崎彩織
性とお金と噓と愛に塗れたこの世界を、私たちは生きている。ミスコンで無遠慮に価値をつけられる私。お金のために愛人業をする私。夫とはセックスしたくない私。本当に愛する人とは結ばれない私――。
秘密を抱える神父・金井のもとを訪れる四人の女性。
逃げ道のない女という性を抉るように描く、島本理生の到達点。
出版社からの備考・コメント
校了前のデータを元に作成しています。刊行時には内容が若干異なる場合がありますがご了承ください。
※発売前の作品のため、ネタバレのレビュー投稿は極力お控えいただけますよう、ご協力のほどよろしくお願いいたします。
おすすめコメント
「純文学卒業宣言」から四年。傑作中の傑作、ついに刊行です!
本書『夜 は お し ま い』は文芸誌「群像」に掲載された連作小説です。キリスト教の教えを下敷きに、女性という息苦しい性を生き抜く四人の闘いと解放が描かれています。第二話「サテライトの女たち」の展開はとりわけ衝撃につぐ衝撃! 「これは島本さんにしか書けない傑作中の傑作だ……」と原稿をいただいた瞬間、手が震えました。
直木賞受賞作『ファーストラヴ』へのステップも見受けられる本作は、島本理生さんの真骨頂であり、到達点でもあります。 ぜひお読みください。
――担当編集者より
出版情報
発行形態:ハードカバー
ISBN:9784065171486
本体価格:¥1,400 (JPY)
ジャンル:文芸小説
刊行日:2019/10/23
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