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生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、沖縄の若者。その出会いを原点に、沖縄での調査は始まった。
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ヤンキーと地元 解体屋、風俗経営者、ヤミ業者になった沖縄の若者たち
打越正行/筑摩書房
内容紹介
暴走族のパシリから始まった、沖縄でのフィールドワーク。気鋭の社会学者による待望の処女作!(岸政彦さん、上間陽子さんと共同研究者)
生まれ故郷が嫌いだと吐き捨てるように言った、沖縄の若者。その出会いを原点に、沖縄での調査は始まった。生きていくために建設業や性風俗業、ヤミ仕事に就いた若者たち。10年以上にわたって、かれらとつき合ってきた社会学者の、かつてない記録の誕生!
沖縄の暴走族やヤンキーの調査を私が始めたのは二〇〇七年のことだ。その頃、ゴーパチ(国道五八号線)にいた若者たちは、二〇一七年にはサラ金の回収業、金融屋の経営、スロットの台打ち、性風俗店の経営、ボーイ、型枠解体業、鳶、塗装、左官、彫師、バイク屋、キャバクラ嬢、弁当屋、主婦になっていた。……彼らが就いた仕事も、生活スタイルも実にさまざまだが、その大半が過酷だ。こうした中で、彼らはどのように沖縄を生き抜いてきたのだろうか。――――「はじめに」より
出版情報
発行形態:ソフトカバー
ISBN:9784480864659
税抜価格:¥1,800 (JPY)
ジャンル:ノンフィクション
刊行日:2019/03/22
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