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【編集部記事】すでに電子ペーパーの代名詞となっているE-Ink社やSipix社と同時期に起ち上がった古参のシリコンバレー・ベンチャーが再び注目され始めている。
注目されているのはZikon社(本社:米国カリフォルニア州)で、E-Ink社などとは技術的アプローチがまったく異なる“電子インク”専門の研究ベンチャー。10年前から電子インクを使った電子ペーパーディスプレイの研究を細々と行なっていたが、先月現地で行なわれたベンチャーキャピタル主催コンテスト「Launch: Silicon Valley」で久しぶりに発表を行なった。
Zikon社の技術では、電子インクを紙などの既存媒体に直接しみ込ませることで電子ペーパーを製造できるとしており、E-Inkなどよりも圧倒的安価かつ高速なディスプレイが製造できるとのこと。また、ディスプレイ以外にも、電子インクを使ったペンキや指マニュキュアも検討中とのこと。【hon.jp】n
問合せ先:IEEE.orgの記事( http://spectrum.ieee.org/tech-talk/at-work/innovation/competition-for-eink )