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【編集部記事】スイス在住の個人作家が、電子書籍を個人出版した場合の収益率はAmazon社がもっとも低いことを発見し、自身ブログ上で告発している。
個人作家のAndrew Hyde氏は、電子書籍ブームを受け、先週に旅行ガイド作品「This Book is About Travel」をAmazon・Barnes & Noble・Appleなど大手販売ストアで発売。当初の予想どおり、Amazon Kindleユーザーによる購入が圧倒的なシェアを占め、とても喜んでいたところ、1冊あたりのロイヤリティ収入はAmazon社が一番低いことを発見。いろいろ調べた結果、Amazon社では9.99ドル以下の価格設定をした個人作家向けに70%ロイヤリティを提供する契約となっているが、WiFi/パケット通信費は作家負担となるため、結果として実質ロイヤリティは51%程度となってしまったとのこと。
Hyde氏は、やはり電子書籍は直販が一番効率がいいとし、Kindle上ではできるだけ自身の作品を購入しないよう読者たちにお願いをしている。【hon.jp】
問合せ先:Andrew Hyde氏のブログ記事( http://andrewhy.de/amazons-markup-of-digital-delivery-to-indie-authors-is-129000/ )