説明
《目次》
はじめに(2002年)
第一章 村上春樹と村上龍── 70年代後半という時代
第二章 「ポップ文学」と「ポストモダン文学」── 80年代文学の迷走
第三章 保坂和志と阿部和重── 90年代前半の「風景」
第四章 「J文学」の廃墟を超えて── 90年代後半のリアル
第五章 21世紀日本文学の行方
二十二年後のあとがき(2024年)
《本書で取り上げられている主要作品》
村上春樹『風の歌を聴け』『羊をめぐる冒険』『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』『神の子どもたちはみな踊る』、村上龍『限りなく透明に近いブルー』『コインロッカー・ベイビーズ』『愛と幻想のファシズム』、高橋源一郎『さようなら、ギャングたち』『日本文学盛衰史』、保坂和志『プレーンソング』、『この人の閾』、阿部和重『アメリカの夜』、『インディヴィジュアル・プロジェクション』『ニッポニアニッポン』、堀江敏幸『郊外へ』、吉田修一『最後の息子』『パレード』、星野智幸『最後の吐息』『嫐嬲』、高見広春『バトル・ロワイアル』、黒田晶『メイド イン ジャパン』 etc…
《書誌情報》
小売希望価格 2000円+税
出版社:破船房
B6版(W128×H182×T8mm)
136ページ
140グラム
右綴じ(縦書き)
無線綴じソフトカバー