米国の定額制電子雑誌読み放題サービス「Magzter」、PDF誌面から記事を自動抽出、モバイル閲覧を可能に

【編集部記事】米Techcrunchによると、月額制の電子雑誌読み放題サービスを運営するMagzter社(本社:米国ニューヨーク州)が、雑誌を開くことなく記事単体での閲覧機能を追加したとのこと。

 同社は昨年から雑誌間を網羅する記事検索機能を提供していたが、それはPDF誌面上のブックマークへ誘導する形式で、モバイル画面には不向きだったとのこと。今回ではその機能をアップグレードし、PDF上から記事を自動抽出する機能を実現。記事生成フローには人間スタッフのチェックがまだ必要なようだが、利便性は大幅に向上したとのこと。【hon.jp】

問合せ先:米Techcrunchの記事( http://techcrunch.com/2016/01/19/magzter-6-0/

英国の市場調査会社YouGov、「ドイツ人の17%は毎週、なんらかの電子書籍を読んでいる」

【編集部記事】ドイツの電子書籍ニュースサイト「eBook-Fieber」によると、英オンライン市場調査会社YouGovの現地法人が、ドイツ人のメディア消費傾向に関する調査レポートを公開したとのこと。

 本調査は18歳以上の成人2,032名を対象に実施されたもので、週あたりのメディア消費トップはテレビの89%、2位が紙書籍で52%、3位が音楽CDで43%、6位が電子書籍で17%。全回答者の29%相当は、ネット上の有償デジタルコンテンツ(映画・音楽を含む)を未だに購入したことがないことも明らかになったとのこと。【hon.jp】

問合せ先:eBook-Fieber.deの記事( http://ebook-fieber.de/ebooks/studie-17-prozent-der-deutschen-lesen-1-mal-pro-woche-ebooks/63430

Deloitte現地法人が調査レポート「ロシアの16〜19歳の88%が電子書籍体験済み」

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、会計監査大手Deloitteのロシア法人Deloitte & Touche CISが、同国内のメディア消費動向に関する調査レポートを会員向けに公開したとのこと。

 同レポートによると、電子書籍ユーザー数はネット世代の年齢移動に伴い着実に増えており、3年前の調査時点と比較して+31%成長(紙書籍は-9%)。とくに利用率の高さが顕著なのが16〜19歳の層で、88%が電子書籍体験済み。インターネット利用環境にあるロシア人全体においても44%が電子書籍を体験済みで、紙書籍に初めて並んだ。

 調査の対象となったのは、ロシア全域から抽出された16歳〜46歳の成人1,600名。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/01/16/ebook-adoption-up-31-in-russia/

米Penthouse誌が紙媒体から撤退、電子雑誌に移行

【編集部記事】米Talking New Mediaによると、「Penthouse」誌が紙媒体からの撤退を発表し、電子雑誌に移行する計画を明らかにしたとのこと。

 Penthouseは日本でも有名な男性専門誌だが、NASDAQに株式公開している出版元のFriendFinder Networks社(旧社名:Penthouse Media Group、本社:米国フロリダ州)のCFOが編集部があるニューヨーク支部の閉鎖を発表。編集拠点をロサンゼルスに移し、電子雑誌オンリーに移行することを明らかにした。

 一方、ライバル誌であるPlayboy誌は、今年の3月から読者ターゲットを大幅変更し、女性ヌード掲載をやめることを明らかにしている。【hon.jp】

問合せ先:Talking New Mediaの記事( http://www.talkingnewmedia.com/2016/01/15/another-lad-mag-to-be-shuttered-penthouse-to-go-digital-only/

スペインのIT機器販売サイト「電子書籍ユーザーの間で専用端末の人気が復活」

【編集部記事】スペインのIT機器/PC周辺機販売会社Energy Sistem(本社:スペイン・アリカンテ県)によると、自社ECサイトユーザーを対象にアンケート調査を実施した結果、電子書籍ユーザーの間で”専用端末”が人気デバイスNo.1に復活したとのこと。

 記事によると、1年前の同調査では電子書籍閲覧デバイスNo.1は、タブレット機だった。しかし2015年9月頃からの電子書籍端末の価格低下が引き金となり、クリスマス・プレゼント商戦などで販売好調。最新のアンケートで久しぶりにNo.1の座に返り咲いたとのこと。

 同社は、価格以外に、「タブレット機などと比較して本体が軽量で、フロントライト機能の追加など細かな機能アップが進んだ」ことが要因だろうと分析している。【hon.jp】

問合せ先:Ticbeat.comの記事( http://www.ticbeat.com/cyborgcultura/cuatro-de-cada-diez-espanoles-prefieren-el-ebook-al-libro-tradicional-segun-estudio/

米Microsoft、無料電子書籍「Enterprise Cloud Strategy」を公開

【編集部記事】米Microsoft社は現地時間1月15日、同社の無料電子書籍シリーズに「Enterprise Cloud Strategy」を追加し、公開した。

 今回無料公開されたのはEPUB/MOBI/PDF版。本書は、社内システムのクラウド化を検討しているCIO向けのビギナーガイドで、実際の事例を複数紹介しながら、社内クラウド化のそもそものメリットや注意点、組織側の対応方法などについて紹介する。【hon.jp】

問合せ先:MSDNブログ記事( http://blogs.msdn.com/b/microsoft_press/archive/2016/01/15/free-ebook-enterprise-cloud-strategy.aspx

イタリア、2015年の電子書籍ユーザー数が400万人を突破、6歳以上の読書人口比で16%相当

【編集部記事】伊La Stampa紙によると、国立統計機関Istat(本部:イタリア・ローマ市)が現地時間1月13日、国民の読書状況に関するレポートを発表したとのこと。

 記事によると、2015年の電子書籍ユーザー数が同国でも増えており、400万人を突破したことを確認。これは減少傾向が続く6歳以上の読書人口(約2,400万人)の16%、非読書派を含めた6歳以上の総人口の8.2%相当になる。若いネットユーザーの読者比率が高く、インターネット接続環境がある18~19歳男子の22.4%が電子書籍を体験済み。また、電子書籍ユーザー数は、直近3ヵ月間でその増加ペースをさらに加速させているとのこと。【hon.jp】
問合せ先:La Stampa紙の記事( http://www.lastampa.it/2016/01/13/tecnologia/nel-pi-di-milioni-di-italiani-hanno-letto-libri-online-o-ebook-gKIoNEc6vWoaWUzv5gw2EI/pagina.html

Apple社の次期iOS 9.3の夜間読書モード実装を前に、古参ソフト「f.lux」開発者がAPIオープン化を要望

【編集部記事】米国のMac系ニュースサイト「MacRumors」によると、夜間のブルーライト照射を軽減させる人気PCユーティリティ「f.lux」の開発者が、2ヵ月前にiOS版がApple社によって販売却下対象とされたことを明らかにした。

 f.luxは2009年にリリースされた人気ブルーライト照射軽減ユーティリティソフトで、PCユーザーの睡眠障害を防止するためのもの。開発元は昨年11月にiOS版も追加リリースしようとしたが、iOS固有APIの仕様の関係で、販売却下され公式リリースできずにいるとのこと。開発元は次期iOS 9.3でApple社が純正の夜間読書モード「Night Shift」を採用したことを賞賛しつつも、サードパーティ開発者へのAPI開放を訴えている。【hon.jp】

問合せ先:MacRumorsの記事( http://www.macrumors.com/2016/01/14/flux-asks-apple-to-allow-flux-ios-app/

加Rakuten Kobo、独自の電子書籍最低価格保証サービスを稼働、Amazon社の価格チェックbotを迂回

【編集部記事】米国の電子書籍端末ブログ「The eBook Reader」によると、楽天グループのRakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)がAmazon社に対抗した電子書籍最低価格保証サービス「Price Match Guarantee」を開始したとのこと。

 Amazon社は従来から、ライバル電子書籍ストアの商品価格をbotでチェックし、それに基づいて価格修正アルゴリズムを作動させていたが、Kobo社では客が購入後に申請することで差額分を返金、さらに10%相当のポイント還元も行なう。結果、Amazon社よりも常に安い価格を実現する。

 本サービスの対象となるのは当面英語圏のみで、購入者は7日以内に差額返金に申し込む必要があるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:The eBook Readerの記事( http://blog.the-ebook-reader.com/2016/01/14/kobo-offers-price-match-guarantee-for-ebooks-plus-an-extra-10-credit/

中国で2016 Beijing Book Fair開催、スマホ小説・電子書籍が注目キーワードに

【編集部記事】現地報道によると、中国北京市で国内向けフェア「2016 Beijing Book Fair」(注:北京国際ブックフェアとは別)が今月7日〜9日に開催され、スマホ小説・電子書籍が注目キーワードになっていたとのこと。

 記事によると、中でも積極的なブース展示を見せていたのが、地元・北京市でスマートフォン電子書籍ビューワアプリ「iReader」から電子書籍端末メーカーにまで成長した掌閲科技(Zhangyue)社で、米国HarperCollins社との提携などを発表。作家の招待講演など、地元企業として存在感を見せていたという。【hon.jp】

問合せ先:ChinaByte.comの記事( http://do.chinabyte.com/81/13668581.shtml