米EC市場調査会社「米国Amazon社の2016年の電子書籍売上高は推定14億ドル、紙書籍は47億ドル」

【編集部記事】米国のEC市場調査会社One Click Retail社(本社:米国ユタ州)が現地時間8月17日、米国Amazon社に関する最新の推計値レポートを発表している。

 それによると、2016年の米国版Amazon.comサイト単体での紙書籍/電子書籍の売上高はそれぞれ推定47億ドル(約5,155億円)/14億ドル(約1,535億円)。今年1〜6月期については、どちらとも前年を上回るペースを維持しており、前年同期比で紙書籍は+46%、電子書籍は+6%とのこと。【hon.jp】

問合せ先:One Click Retail社のレポート( http://oneclickretail.com/books-ebooks-the-amazon-effect/

ドイツの出版市場、2017年1〜6月は1人あたり電子書籍購入部数が+15.2%、購入者総数は-12.3%減

【編集部記事】ドイツの出版社団体Boersenverein des Deutschen Buchhandels(本部:ドイツ・フランクフルト市)が現地時間8月16日、2017年1〜6月期の電子書籍市場の動向について、最新の数値を発表した。

 これによると、今年の1〜6月期は読者1人あたりの購入部数が前年同期比で+15.2%となったものの、購入者総数は250万人と-12.3%減となった。この結果、売上高では前年比で-3.4%となった。

 この値は、音楽市場調査会社Gfk Entertainment社(本社:ドイツ・バーデン=バーデン市)が25,000人の成人を対象にアンケート調査しているもの。【hon.jp】

問合せ先:Boersenverein des Deutschen Buchhandelsのプレスリリース( http://www.boersenverein.de/de/portal/Presse/158382?presse_id=1357541

W3C、11月米国開催の電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」に関するカンファレンス「W3C Publishing Summit」、講演プログラムを発表

【編集部記事】業界標準電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」を推進するWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が、今年11月9日〜10日に同団体としては初となる業界カンファレンス「W3C Publishing Summit」の講演プログラム概要を発表した。

 EPUBに関する業界カンファレンスは、旧IDPFからW3Cに移ってからはこれが初めてで、サンフランシスコ国際空港近くのホテルで開催することが6月に発表されていた。今回明らかにされたのはその講演プログラムで、日本人としては、株式会社メディアドゥ(本社:東京都千代田区)の藤田恭嗣社長が登壇する予定。

 なお、W3C会員だけでなく、一般人も入場可能となる予定。【hon.jp】

問合せ先:W3C Publishing Summitの講演プログラム概要( https://www.w3.org/publishing/events/summit2017#program

ノルウェーの電子書籍端末ベンチャー、10.3型のペン入力対応電子ノート端末「reMarkable」を今月末に出荷

【編集部記事】米国の電子書籍端末ニュースサイト「The eBook Reader」によると、ノルウェーの電子書籍端末ベンチャーreMarkable社(本社:ノルウェー・オスロ市)が、昨年末に発表した10.3型の電子ノート端末「reMarkable」の最初の1.1万台を、当初の予定どおり今月末から開始するとのこと。

 reMarkableは2013年に立ち上げられた電子書籍端末デザインベンチャー。これはその第1号機となるもので、E-Ink製の電子ペーパーディスプレイを採用した電子ノート端末で、LinuxをOSとして搭載、英文PDF/EPUB電子書籍ファイルの表示が可能。最大のウリはそのデザインで、専用スタイラスの反応速度50〜60ミリ秒を実現し、紙に近い書きごこちの実現に注力。

 10月出荷分については現在も予約受け付け中で、479ドル(約5万円)となっている。【hon.jp】

問合せ先:The eBook Readerの記事( http://blog.the-ebook-reader.com/2017/08/16/10-e-ink-remarkable-ereader-and-notepad-starts-shipping-this-month/

ロシアのネット課金大手Yandex.Money「1月〜7月のネット上での電子書籍課金回数が紙書籍を突破、低価格が要因」

【編集部記事】現地報道によると、ロシアの検索ポータル最大手Yandex傘下のネット課金サービスYandex.Money社(本社:ロシア・モスクワ市)が今月、1月〜7月の書籍分野の課金状況についてレポートを発表したとのこと。

 それによると、同国では紙書籍を書店で購入する読者が引き続き多いが、他国同様、ECサイト上での購入者が着実に増えている。その結果、ネット課金回数で見ると、電子書籍版vs.紙書籍版の比率は、1読者平均で3.4冊:1.7冊だったという。この要因として、電子書籍の低価格性をあげている。【hon.jp】

問合せ先:現地報道( https://roem.ru/04-08-2017/256372/yandex-dengi-books/

米オンラインビデオ配信大手Netflix社、英コミック出版社Millarworldを買収、オリジナル作品強化のため

【編集部記事】米国のネットDVDレンタル・オンラインビデオ配信大手のNetflix社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間8月7日、英国の有名コミックアーティストMark Millar氏が家族経営するコミック出版社Millarworldを買収した。

 オンラインビデオ配信業界では、オリジナル作品の獲得競争が激化しており、多数のSFアクション映画化で成功している同社を買収することを決定。Netflix社としては初めての外部企業買収になるとののこと。【hon.jp】

問合せ先:Netflix社の日本語プレスリリース( https://media.netflix.com/ja/press-releases/netflix-acquires-millarworld-1

米Amazon、愛犬のためのオーディオブック「Audible for Dogs」を配信開始、スマートスピーカーを活用

【編集部記事】米Amazon(本社:米国ワシントン州)は現地時間8月8日、傘下のオーディオブック配信大手Audible社(本社:米国ニュージャージー州)と自社IoTスピーカーデバイス「Amazon Echo」ユーザー向けの新サービスとして、飼い犬向けオーディオブック・シリーズ「Audible for Dogs」を配信開始した。

 Audible for Dogsは、屋内留守番中の愛犬のストレス軽減などを目的としたオーディオブック・シリーズ。作品は別に犬語というわけではなく、「ハックルベリー・フィンの冒険」など人間向けの一般的な英語オーディオブックだが、米国の愛犬家TV番組の人気トレーナーであるCesar Millan氏自身が最適な作品を選定し、効果的な使用方法を考案。実際に、飼い犬+飼い主の関係強化にも好影響があるとしている。【hon.jp】

問合せ先:Audible for Dogsのページ( http://www.audible.com/mt/dogs

加Rakuten Kobo社、11月から購入済みPDF電子書籍ファイルのローカルダウンロード機能を廃止に

【編集部記事】米国の読書端末系ユーザーフォーラム「Mobileread」によると、Rakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)が今年11月から、購入済みPDF電子書籍ファイルのローカルダウンロード機能を廃止する模様。

 この告知は、北米圏の該当Koboユーザーの間で確認され始めたとのこと。日本を含め、Koboユーザーは購入済み電子書籍を「Myページ」管理画面で一覧確認できるが、ごく少数の出版社・個人作家では、その画面上でPDFファイルとしてPC等にダウンロードし他社デバイスやAdobe DRM系ビューワアプリでも読めるオプションを提供している。

 日本版Koboストアでも、このPDFローカルダウンロード機能が廃止されるかどうかは不明。【hon.jp】

問合せ先:Mobilereadの記事( https://www.mobileread.com/forums/showthread.php?t=289210

ドイツの個人作家ニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」、ドイツ語圏で先月スタートした「Prime Reading」サービスを検証

【編集部記事】ドイツの個人作家向け電子書籍ニュースサイト「Die Self-Publisher Bibel」が、Amazon社(本社:米国ワシントン州)がドイツ・オーストリア両国内で先月スタートしたAmazon Prime会員向け無料電子書籍サービス「Prime Reading」について検証している。

 Amazon Prime Readingは、Amazon社が昨年米国でスタートした新サービスで、すでに行なっている電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」や月1冊に限り無料で電子書籍が読める「Kindle Owner’s Library」とは別モノ。今年5月に英国、6月からドイツ語圏であるドイツ・オーストリア両国内でもスタートした。

 同記事では、Kindle Unlimited/Kindle Owner’s Library人気作品向けボーナス金制度「KDP Select All-Stars」(注:このサービスも日本ではまだスタートしていない)への影響を中心に検証。Amazon社から運良くPrime Reading対象に選定されたKDP電子書籍は、閲覧ページ数が増加し結果として収入プラスとなる。しかし、その影響で、「KDP Select All-Stars」に選ばれるために必要な最低閲覧ページ値も上がり、後者の難易度が上がってしまったとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Die Self-Publisher Bibelの記事( http://www.selfpublisherbibel.de/kindle-allstar-boni-fuer-juni-2017-deutlich-nach-oben-durch-prime-reading/

AAP発表、米国内の1〜3月期の書籍市場は前年同期比+4.9%、ペーパーバック本と電子書籍は低調

【編集部記事】米Talking New Mediaによると、同国の出版社業界団体の1つであるAssociation of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州)が米国の2017年1〜3月期の市場統計情報の速報値を発表した模様。

 今回は教育書が+24.3%と絶好調で、一般商業書籍は+0.9%と横ばい。電子書籍部門の売上高は、個人作家の台頭で大手出版5社のシェア減少が続いており、下降ペースは改善せず前年同期比で-5.3%。一方、紙書籍側は従来パターンから一転してペーパーバック本が-4.7%と不調で、逆にハードバック本が+8.2%と復活した。

 なお、本統計は会員出版社の純売上(卸売)アンケートを元に算出されているため、Kindle上でもっとも大きな販売部数シェアを誇る個人作家たちの売上数字は上記に含まれていない。【hon.jp】

問合せ先:Talking New Mediaの記事( http://www.talkingnewmedia.com/2017/08/01/aap-reports-book-sales-revenue-4-9-q1-ebook-sales-revenue-falls-5-3/

米Amazon、閲覧ページ数での電子書籍作家支払い算定式「KENPC 3.0」に更新、ランキング操作業者に対抗か

【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、米Amazon社(本社:米国ワシントン州)が電子書籍読み放題サービス「Kindle Unlimited」作家への閲覧ページ数ベースの支払い算定式「Kindle Edition Normalized Page Count (以後:KENPC)」をアップデートし、「KENPC 3.0」として運用開始したとのこと。

 「Kindle Unlimited」とAmazon Prime会員向け無料電子書籍サービス「Kindle Owners’ Lending Library」の作家への報酬金は、このKENPCという閲覧ページ値を元に算定されている。昨年2月、Amazon社はKENPCの算定式を微調整し、行間やフォントサイズをより厳密に計算させるように「KENPC v2」に更新していた。

 記事によると、今回のKENPC 3.0はAmazonランキング操作業者への対策が主目的となっている模様で、「non-linear reading(ページ飛ばし)」行為に対する測定精度を高めたことを示唆しているという。これにより早々、北米KDP作家の間では、「閲覧ページ値が下がった」「前と変わらない」など複数の報告が上がり始めている。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( https://the-digital-reader.com/2017/08/01/kindle-unlimiteds-kenpc-3-0-releases-no-visible-changes/

昨年オープンした電子書籍ストア「Rakuten Kobo」の台湾版、繁体字作品が3万点を突破

【編集部記事】台湾の「創業新聞」サイトが、昨年9月に電子書籍ベンダーRakuten Kobo社(本社:カナダ・オンタリオ州)がオープンした台湾版ストアの現況について、担当者インタビューを掲載した。

 台湾には以前から独立系の電子書籍ストアが複数存在するが、Amazon社やApple社はまだ参入していない。台湾版Koboでは、昨年9月オープン時点、現地作品(繁体字)は数千タイトルからスタートさせ、簡体字や洋書のラインナップが中心となっていた。インタビュー記事によると、繁体字作品が、ようやく3万点を突破した模様。【hon.jp】

問合せ先:創業新聞サイトの記事( https://meet.bnext.com.tw/articles/view/41270

中国・掌閲科技、100万人民元をかけ名作「囲城」を電子書籍化・独占販売へ

【編集部記事】現地報道によると、中国の電子書籍ストア・電子書籍端末ベンダーの掌閲科技(本社:中国北京市)が、20世紀の中国文学の名作「囲城」(著:銭鍾書)の電子書籍化およびその独占販売について、出版元である人民文学出版社と契約した模様。

 同著は日中戦争勃発直前の1930年代を舞台としたシニカルコメディで、各国で翻訳されている(日本では岩波書店が「結婚狂詩曲―囲城」というタイトルで発売)。公式な電子書籍版がまだ存在しないため、中国国内では違法ダウンロード版が数多く流通している。掌閲科技は、今回の電子書籍化に100万人民元(約:1,600万円)を投じるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:sina.comの報道( http://finance.sina.com.cn/roll/2017-07-28/doc-ifyinryq6720078.shtml

カナダの出版団体BNC、2017年前半期の読者選好をアンケート調査「電子書籍は3%上昇」

【編集部記事】カナダの出版団体BookNet Canada(本部:カナダ・オンタリオ州、以後:BNC)は現地時間7月26日、同国における2017年前期の書籍市場概況を発表した。

 同団体によると、紙書籍を含めた書籍市場全体は、前年同期比で売上高ベースで-2.7%と引き続き市場縮小傾向が続いているとのこと。一方、これとは別に966名の読者を対象に意識調査アンケートを行なった結果、電子書籍への選好は前年同期比で3%上昇し、引き続き成長している模様。【hon.jp】

問合せ先:BNCのプレスリリース( https://www.booknetcanada.ca/press-room/2017/7/26/ebooks-online-shopping-see-gains-in-first-half-of-2017

Simon Rowberry氏、W3C内で電子書籍ファイルフォーマット「EPUB」が「PWP」と融合するシナリオを模索

【編集部記事】英The Booksellerサイトで、英国で電子書籍・電子出版について研究しているSimon Rowberry氏の寄稿記事を公開している。

 同記事は英国内の電子書籍市場の現況について論じたものだが、KindleやEPUBなど現行の電子書籍ファイルフォーマットの技術的限界についても言及。とくに興味深いのが、今年からWorld Wide Web Consortium(本部:米国マサチューセッツ州、以後:W3C)が規格策定を管轄することになったEPUB形式フォーマットの今後についての部分。

 W3C内では2年前からすでに、電子出版全般に関わる討議を行なっているDigital Publishing Interest Groupにおいて、Webブラウザ上でオンライン/オフライン両方で読める書籍・文書フォーマット「Portable Web Publication for the Open Web Platform(以後:PWP)」のWorking Draftを公開しており、Rowberry氏は将来、EPUBとこのPWPが融合されるシナリオも否定できないとしている。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/futurebook/ebook-dead-format-595431

米国でチャット型小説アプリが好調、「Hooked」「Yarn」「Tap」「Amazon Rapids」など

【編集部記事】米Techcrunchによると、同国では児童/ヤングアダルト向けのチャット型小説スマホアプリが好調の模様。

 記事によると、一番人気は2015年に公開されたチャット型の小説アプリ「Hooked」で、”SnapChat世代”を対象にヤングアダルト作品に特化。2位は「Yarn」で、その動きを受け昨年末からはAmazon社(本社:米国ワシントン州)が「Amazon Rapids」を、今年からは電子書籍コミュニティサイト大手「Wattpad」(本社:カナダ・オンタリオ州)が「Tap」を投入。競争が激化しつつあるとのこと。【hon.jp】

問合せ先:米Techcrunchの記事( https://techcrunch.com/2017/07/24/amazons-chat-fiction-app-rapids-ties-up-with-amazon-studios-with-launch-of-signature-stories/

Bill Rosenblatt氏、電子書籍ファイルの著作権保護対策としての「電子透かし」の現況について報告

【編集部記事】米Publishers Weeklyで、電子書籍業界のDRM事情に詳しいBill Rosenblatt氏のインタビュー記事が掲載されている。

 本記事は、電子書籍ファイルの著作権保護対策として「電子透かし」の現況についてインタビューしたもの。Rosenblatt氏によると、電子透かし技術はPDFが一般的な学術系出版社はすでに普及しているが、EPUB形式など商業系電子書籍については、米国のAmazonなど大手電子書籍ベンダーではまだDRM派が主流で、どちらかというと欧州圏でのケースが目立っている状態だとしている。その原因として、大手出版社が電子透かしの有効性について社内検証してもその結果は公開されることがなく、オープンな学術研究論文がまだ皆無であるという現状をあげている。

 ただ、Rosenblatt氏自身は、実際に現在も電子透かしを使い続けている出版社があることから、著作権保護対策として有効なのだろうと推測している。【hon.jp】

問合せ先:米Publishers Weeklyの記事( https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/digital/copyright/article/74298-does-watermarking-actually-cut-down-on-e-book-piracy.html

Hugh Howey氏、作家専用ワープロソフト「Neo」の開発を構想中

【編集部記事】電子書籍市場調査サイト「Author Earnings」なども運営する有名個人作家Hugh Howey氏が、個人ブログサイトにおいて、作家専用ワープロソフト「Neo」の開発構想について語っている。

 同氏によると、Scrivenerなど現在の作家向けワープロソフトの多くが多機能化・巨大化してしまい、使いづらくなってしまったという。Neoでは、USBスティックからも起動できるほど小さなプログラムとすることを目指し、MOBI/EPUB形式ファイルをインポート可能にする。

 Neoは、まだあくまでもHowey氏個人の構想段階にあるため、実際の開発チーム集めはこれからだとしているが、記事上で紹介している設計や搭載機能には興味深いものも多い。【hon.jp】

問合せ先:Hugh Howey氏のブログ記事( http://www.hughhowey.com/neo-a-word-processor-for-authors/

EU議会で書籍アクセシビリティ向上のための著作権改正案が通過、マラケシュ条約に対応

【編集部記事】現地報道によると、今月EU議会(本部:ベルギー)で、WIPOのマラケシュ条約(Marrakesh VIP Treaty)に対応するための著作権法改正について投票が行わなわれ、圧倒的賛成多数で通過したとのこと。

 マラケシュ条約(Marrakesh VIP Treaty)では、現在のような認定団体だけでなく、一般個人でも自由に書籍のアクセシビティ対応化作業が行なえるようにするもの。ただ、EUでは著作権料徴収を求める出版社業界からの反発が強く、EU政府内での調整がずっと難航していた。その結果、今回の改正案では妥協点がいくつか含まれることとなり、欧州の視覚障碍者団体European Blind Unionなどは不満を表明している模様。【hon.jp】

問合せ先:Intellectual Property Watchの記事( https://www.ip-watch.org/2017/07/06/eu-parliament-adopts-marrakesh-treaty-blind-union-prepared-fight-publisher-compensation/

劉氏死去にともなう中国政府のネット検閲問題、「クマのプーさん」も検閲対象に?

【編集部記事】ノーベル平和賞受賞者の中国人権活動家・劉暁波氏が先週亡くなったことで中国政府のネット検閲が強化されているが、英The Booksellerによると、「クマのプーさん」もその影響で検閲対象になっているという。

 記事によると、中国国内のネット活動家たちの間では数年前から「クマのプーさん」の画像が習近平・総書記の隠喩キャラクターとして使われるようになっており、今回の政治体制批判を封じるための一環として検閲対象に組み込まれた模様。なお、同作の登場キャラでは、オバマ前大統領は「ティガー」、安倍首相は「イーヨー」がよく使われるという。【hon.jp】

問合せ先:英The Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/winnie-pooh-blocked-social-media-china-591831