米国のハードウェア開発ギーク、就職活動のため電子ペーパーディスプレイ搭載”名刺”を32ドル程度で試作

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【編集部記事】米国の電子書籍ニュースサイト「The Digital Reader」によると、米国のPaul Schow氏というハードウェア開発ギークが、電子ペーパーディスプレイを搭載したビジネス名刺を試作し続けており、その最新版を公開したとのこと。

 コロラド大学の工学部を卒業したばかりのSchow氏は、就職探し時のアピール用に独自の電子ペーパー名刺を開発することを発案。2型の電子ペーパーディスプレイや背面回路を試行錯誤しながら制作を繰り返し、最新版でようやく名刺らしい形態にまで仕上げることに成功。制作コストは1枚あたり32ドル程度(約3,200円)だったとのこと。

 なお、台湾E-Ink社など電子ペーパーメーカー各社も、数年前からクレジットカード業界向けの電子ペーパーキットの研究を続けているが、実際に導入された事例はまだない。そのため、Schow氏は顕微鏡を使いながら、ゼロから回路を設計・制作した模様だ。【hon.jp】

問合せ先:The Digital Readerの記事( http://the-digital-reader.com/2016/08/30/epaper-business-card-never-goes-date/

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