Amazon出版部門の新人作家発掘法が明らかに、Kindle読者の閲覧データ分析を元に有望な個人作家を一本釣り

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【編集部記事】米国の科学ニュースポータル「Phys.org」が、Amazon社(本社:米国ワシントン州)の出版子会社Amazon Publishing(本社:米国ニューヨーク州)について面白い記事を書いている。

 IT関係者から見ると、Amazonが出版業に参入するのは不思議に思えるが、記事によると、これも同社のビッグデータ応用実験の1つとのこと。Amazon Publishing社では、作品毎にKindleユーザーの閲覧スピードやレビュー評価を元に有望な個人作家を絞り出し、編集者が紙書籍として販売するかどうか最終選定するワークフローを採用しているという。

 実際、2年前に一大ブームとなった「Fifty Shades of Grey」も、Amazon側のシステムはその存在をいち早く感知し作家のEL James氏にオファーをかけたが、結局Random House社に競り負けたとのこと。【hon.jp】

問合せ先:Phys.orgの記事( http://phys.org/news/2014-02-amazon-digital-enables-publishing.html

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