米国の書店オーナー達がAmazonと大手出版社を訴えていた電子書籍DRM問題、NY地裁が棄却

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【編集部記事】米著作権ニュースサイト「Copyright and Technology」によると、今年2月に独立系3書店がAmazon社(本社:米国ワシントン州)および出版大手6社を相手取り、電子書籍DRMが公正な競争を阻害しているとして訴訟を起こした件について、ニューヨーク連邦地裁が訴えを棄却した模様。

 訴訟を起こしていたのはBook House of Stuyvesant Plaza(ニューヨーク州アルバニー市)などの独立系書店オーナーたち。Amazon社と大手出版社が作品をDRM保護していることが原因で、書店業界における電子書籍販売で不均衡が起こり、結果的にAmazonの競争優位につながっていると主張していた。

 棄却について、ニューヨーク連邦地裁の担当判事は、DRMの有無はAmazonの競争優位の根拠にはならないと判断を明らかにしている。【hon.jp】

問合せ先:「Copyright and Technology」の記事( http://copyrightandtechnology.com/2013/12/12/judge-dismisses-e-book-drm-antitrust-case/

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