AAP/BISGが書籍市場統計レポート「BookStats」を発売、2012年度の電子書籍の売上シェアは20%に

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【編集部記事】米国の出版社業界団体Association of American Publishers(本部:米国ニューヨーク州、以後:AAP)と調査団体Book Industry Study Group(同、以後:BISG)は現地時間5月15日、両団体が毎年共同で有償発行している米書籍業界レポート「BookStats」2013年版の結果概要を明らかにした模様。

 BookStatsは、正会員300社前後のみをサンプル対象とするAAP独自方式と異なり、地方の中小出版社を含めた2,000社以上と広範囲に調査している。それによると、米出版業界の2012年通期の電子書籍売上高シェアがついに20%を突破(昨年は15%)したことが明らかになったとのこと。前年比では+45%成長で、金額的には+10億ドル(約1,040億円)の増加となった模様。

 なお、AAP独自統計も今回のBookStats統計も、すべて出版社純売上(卸売)ベースであるため、小売ベースでの金額はさらにこの2倍強程度になっているものと推測される。また、個人作家たちの売上高は含まれていない。【hon.jp】

問合せ先:「BookStat」販売案内ページ( http://bookstats.org/pdf/BookStats-Press-Release-2013-highlights.pdf ※注意:PDF形式)

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