米司法省vs.米Apple社の電子書籍「エージェンシー・モデル」裁判、来年6月に開廷することが決定

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【編集部記事】英ロイターによると、米司法省が電子書籍のエージェンシー・モデル販売について独禁法違反の疑いで米Apple社(本社:米国カリフォルニア州)などを提訴している件について、正式な裁判が来年6月3日からスタートすることが決定した模様。

 「エージェンシー・モデル」とは、小売価格を書店ではなく出版社が設定するビジネス方式。米国司法省は独禁法違反の可能性があるとして、今年4月に正式提訴。対象はApple社とPenguin/Macmillanの大手出版2社。当初対象に含まれていたSimon & Schuster/Harper Collins/Hachette Livre社の3社は、裁判所で争うのを避け、すでに和解調整に入っている。

 Apple側は、司法省との全面対決を望んでいる模様。【hon.jp】

問合せ先:ロイターの報道( http://www.reuters.com/article/2012/06/23/us-apple-ebooks-idUSBRE85M00620120623

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