統計学に関するEPUB電子書籍を作りたい? R言語の出力をHTML化するオープンソース出版システム「RPubs」

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】「R言語」向けIDEなどの開発を行なっているオープンソース・プロジェクトThe RStudio Projectは6月4日、R言語の出力結果をHTML化する出版システム「RPubs」を公開した。

 R言語とは、統計学やデータ解析の現場などで一般的に使われているオープンソース言語で、日本でも放送大学で専門講義がTV放送されるほど人気が高い。R言語にはもともとLaTeX等を介してPDF文書に出力する機能はあったが、HTMLへの出力方法はほとんど皆無に近かった。RPubsではR Markdownという簡易方言に一旦変換することで、HTMLコードへの変換を実現する。

 RPubsを使うことで、統計学やデータ解析に関するレポートをEPUB電子書籍で制作することも簡単になりそうだ。【hon.jp】

問合せ先:RPubsのサイト( http://rpubs.com/

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: