『ずっと見つめていた』森島いずみ(作)/しらこ(絵)/偕成社/2月18日刊行予定 ~ 発売前作品のゲラが読める NetGalley 新着作品紹介

『ずっと見つめていた』表紙

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 著者の実体験をもとに書かれた、ある一家の再生の物語。

 発売前の本のゲラを読み、レビューを投稿して本のプロモーションを応援できるサービス「NetGalley」(ネットギャリー)の新着作品紹介です。

 書誌情報や表紙は本稿執筆時点のものであり、刊行時には変更されている可能性がありますのであらかじめご了承ください。

ずっと見つめていた

森島いずみ(作)/しらこ(絵)/偕成社

内容紹介

ずっと見つめていた 小学6年生、越(えつ)の一家は、妹つぐみの化学物質過敏症が治らないため、埼玉県から富士山の見える山梨県に引っ越すことになりました。都会から南アルプスのふもとへと大きく環境が変わった越は、複雑な思いで地元の中学校に通います。

 母親は、地元の食材を使った自然食の食堂をオープンさせますが、この地域の有力者からのいやがらせにあってしまい、お店はなかなか軌道に乗りません。

 埼玉時代の親友、直登(なおと)から夏期講習にさそわれた越は、同じ中学に通う結衣と一緒に上京し、塾のセミナーに参加することになったが、つぐみがマムシにかまれたという緊急連絡が入り、急きょ家にもどることになってしまいます。

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【著者紹介】

著者:森島いずみ
 秋田県に生まれる。立命館大学文学部卒業。通訳業のかたわら児童文学を書きはじめ、「ニイハオ! ミンミン」で第15回小川未明文学賞優秀賞、『パンプキン・ロード』で第20回小川未明文学賞大賞受賞。原発事故があった福島県から、山梨県に移住し、現在に至る。

画家:しらこ
 1996年 岐阜県に生まれる。大学で建築とデザインの勉強をした後、海外の技法書を読んで風景画を学ぶ。現在は児童書 の装画を中心に活動中。装画作品に『八月のひかり』(汐文社)、『ぼくらのセイキマツ』(理論社)、『かがやけ!虹の架け橋』(アリス館)、『響野怪談』(角川ホラー文庫)などがある。

出版情報

発行形態:ハードカバー
ISBN:9784037273200
本体価格:¥1,300 (JPY)
ジャンル:児童書/絵本
刊行日:2020/02/18

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