電子書店パピレス、PDFの著作権保護システムKeyringPDF方式を導入

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 株式会社パピレス(本社:東京都豊島区)は17日から、同社が運営するPC向け電子書籍販売サイト「電子書店パピレス」のPDF書籍を対象に新しい著作権保護システムを導入する。

 今回あらたに導入されるのはアイドック株式会社(本社:東京都品川区)が開発したKeyringPDFというシステムで、ユーザー側のPDF閲覧をサーバー側で管理できるようにする仕組み。パピレス側のプレスリリースによると、KeyringPDF方式で販売される電子書籍は最初から暗号化されており、閲覧の際にライセンスサーバーの許可を得て初めて購読できるようになるとのこと(電子書籍を初めて開くときにPCがインターネットに接続されていることが必須となる)。この技術を採用したことで、パピレス側は今後電子書籍のレンタルや期間購読式などの新しいビジネスモデルを実現することも可能になる模様。

 なお、Keyring PDF方式のPDF書籍を閲覧するにはAdobe Reader 5.0以上に加え、専用のクライアントソフトが必要。対応OSはWindows 98/Me/2000/XPのみで、Mac OSおよびPalmは未対応となっている。

【関連リンク】
電子書店パピレスのKeyring PDFに関する説明ページ

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