「LINEノベル」の『あたらしい出版のカタチ』参画出版社が13社に

LINEノベル

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 LINE株式会社は7月23日、同社が展開する小説プラットフォーム「LINEノベル」の新たな才能の共有・発掘を行う取り組み『あたらしい出版のカタチ』に、株式会社河出書房新社、株式会社双葉社、株式会社ポプラ社の3社が新たに加わったことを発表した。

 『あたらしい出版のカタチ』は、LINEが投稿作の独占出版を行わない点が特徴。参画出版社は投稿者へ「書籍化」をオファーできる。オファーを受けた投稿者の情報は、参画しているすべての出版社で共有される。他の出版社も、その投稿者へオファーを出すか出さないかを選択できる。つまり、投稿者は各社からのオファー条件を踏まえた上で「書籍化」する出版社を選択できるという取り組みだ。

 4月の時点で参画が決定していたのは、株式会社KADOKAWA、株式会社講談社、株式会社実業之日本社、株式会社集英社、株式会社新潮社、スターツ出版株式会社、株式会社宝島社、株式会社東京創元社、株式会社文藝春秋。ここに河出書房新社、双葉社、ポプラ社が加わり、参画出版社は合計13社となった。

 LINEノベルは4月から先行してPCサイトで投稿機能を公開、作家登録者数は8600人、投稿数は6500作品、「令和小説大賞」への応募は2400作品を突破しているとのこと。アプリは今夏に提供予定となっている。

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HON.jp News Blog 編集長 / NPO法人HON.jp 理事長 / 日本電子出版協会 理事 / 日本出版学会理事 / 明星大学 デジタル編集論 非常勤講師 / 二松学舍大学 エディティング・リテラシー演習 非常勤講師 / デジタルアーカイブ学会 会員 / 著書『クリエイターが知っておくべき権利や法律を教わってきました。著作権のことをきちんと知りたい人のための本』(2015年・インプレス)など
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