《この記事は約 4 分で読めます(1分で600字計算)》
電子書籍献本サービス「KENPON」のリニューアル後の記念すべき1本目の献本は、日本独立作家同盟の鷹野凌さんから「月刊群雛 (GunSu) 2014年 05月号」の献本です。
郡雛は、インディーズ作家を応援するマガジンとして今年の2月号からで既に4号目(?)となっています。
KDP作家さんを中心に毎回たくさんの作家さんが参加されて、作品の紹介や知名度の向上を目的に展開されています。
鷹野凌さんよりコメント
「月刊群雛 (GunSu)」は、インディーズ作家を応援するマガジンです。参加作家の知名度向上と、作品の紹介および販売促進を目的としています。
2014年05月号は、ゲストとしてまつもとあつしさんによる寄稿文を掲載。表紙イラストはCotさん。今回から新作枠を大幅増量しており、夕凪なくもさんによる連載小説、檀原照和さんによる読み切りノンフィクション、晴海まどかさんの読み切り小説にしんいちさんが挿し絵を付けるコラボ、くみさん・王木亡一朗さん・米田淳一さんによる読み切り小説、雅日野琥珀さんによる4コマ漫画を掲載。ほか、既刊からの抜粋サンプル4点と、参加者へのインタビューを収録しています。
読者会員の声、レビュー
つかだますひろさんからのレビューです。(5/16追記)
じゃあ「パブリッシングとは何か?」と今更ながら考えてみる。
いろいろな言い方ができると思うが、パブリッシング=「リスク」と「コスト」を背負うこと、と言い換えることもできるのではないか。通常の書籍の場合、読者から直接クレームを受けるのは著者ではなく出版社だ。編集・校正・デザインといった人件費、印刷製本費、用紙代、流通費、宣伝費、これらすべてのコストは出版社が負担する。そして「コスト」の「リスク」も負担する。
紙媒体であれ電子媒体であれ、セルフパブリッシングは通常の書店流通の紙媒体より、「リスク」と「コスト」もかからない。とはいえ、できるだけそれらの「リスク」と「コスト」を自分で背負う、つまり、優秀な編集者や校正者、デザイナーを雇い、時間とコストをかけて宣伝もすれば、「セルフパブリッシング」が「商業出版」になるのではないか……。ん? つまりは、それらを一手に引き受けマネタイズまで考えてくれる、優秀なエージェントを雇えばいいのではないか? 理想論かな? 絵空事かな?
同じことは、月刊「群雛 (GunSu)」にも言えるのではないかと思った。作家にコミットすることで作品のクオリティを高め、さらにマネタイズまでコーディネートするエージェントの役割も担った雑誌——。そうなれば、〈インディーズ作家を応援するマガジン〉から多くの才能が羽ばたいていくのではないかと思った。
つかだますひろさんのGoogle+投稿
瓜生正道さんのレビュー記事です。(5/15追記)
月刊群雛がスゴいのは、どれもこれも、ちゃんと「お金のとれる作品である」ということにつきると思う。「コイツ、下っ手くそだなぁ~」と思う人は、一人もいない。
「群雛」5月号献本届きました。ありがとうございます。実はまつもとあつしさんの寄稿が読みたくて、Kindle版を購入していたんだけど、これでEPUB版も手に入って、実に嬉しい。 pic.twitter.com/sNtzMQFw58
— 武井一巳 Kazumi Takei (@k_takei) 2014, 5月 10
レビューはこちらまで
献本を受け取った方はぜひレビューをお願い致します!
レビュー希望URL: http://www.amazon.co.jp/dp/B00K1GXXF2/
レビュー書いたよ!というお知らせは kenpon@hon.jp もしくはTwitterであればハッシュタグ #KENPON でつぶやいて下さい!
よろしくお願い致します!