年末商戦に向けて米インディー書店が連携キャンペーンを開始

 アメリカではクリスマス前のプレゼントとして本の需要が高まる中、リアル書店に足を運んでもらおうと、インディペンデント書店と出版社が協力してキャンペーンを立ち上げたと業界紙パブリッシャー・ウィークリーが伝えている。

 Love Your Bookstoreと銘打ったキャンペーンは11月10日から16日まで。ツイッターやインスタグラムといったSNSを使って今年のクリスマスに誰かに贈りたい本、あるいは自分が欲しい本をアップロードしようと呼びかける。参加者には自動的に抽選で本に関連したギフトが当たるものもある。

 児童書協議会のカール・レナーツ氏は「この時代にこういった草の根のポジティブな試みはアメリカの魂に今必要な潤滑油かもしれない。このキャンペーンが新しい伝統の始まりになるといいが」と語る。

関連リンク

Love Your Bookstoreのキャンペーンページ
http://www.loveyourbookstore.com/
パブリッシャー・ウィークリーの記事
https://www.publishersweekly.com/pw/by-topic/industry-news/bookselling/article/78186-campaign-to-promote-physical-bookstores-launched.html

藤井太洋の頭の中
About 大原ケイ 68 Articles
NPO法人日本独立作家同盟 理事。日米で育ち、バイリンガルとして日本とアメリカで本に親しんできたバックグランドから、講談社のアメリカ法人やランダムハウスと講談社の提携事業に関わる。2008年に版権業務を代行するエージェントとして独立。主に日本の著作を欧米の編集者の元に持ち込む仕事をしていたところ、グーグルのブックスキャンプロジェクトやアマゾンのキンドル発売をきっかけに、アメリカの出版業界事情を日本に向けてレポートするようになった。著作に『ルポ 電子書籍大国アメリカ』(2010年、アスキー新書)、それをアップデートしたEブックなどがある。