「マンガ図書館Z」のJコミックテラスをメディアドゥホールディングスが子会社化

メディアドゥ

 株式会社メディアドゥホールディングスは7月10日、「マンガ図書館Z」の運営会社である株式会社Jコミックテラスの子会社化を発表した。発行済株式の70.5%をヤフーグループの株式会社GYAOから取得する。また、新たに株式会社講談社もJコミックテラスに出資する。

 Jコミックテラスは、2015年6月にGYAOと漫画家の赤松健氏によって設立された。赤松氏が設立した株式会社Jコミから「絶版マンガ図書館」事業を譲り受け、サービス名を「マンガ図書館Z」と変更し運営している。

 赤松氏もTwitter上で、次のような声明を発表している。

 「マンガ図書館Z」は、過去に出版された人気作品を再び世に送り出し、広告収入を作者に還元する仕組み。読者は無料(一部有料含む)でマンガを読むことができる。メディアドゥホールディングスは、このサービスは既存の出版社とは競合せず、むしろ過去の作品を掘り起こすことによって同じ作家の現在の新刊の販売促進につながるとしている。また、無料で合法的にマンガが読める仕組みは、海賊版サイトへの有効な対抗策になりうるとの考えも示している。

参考リンク

Jコミックテラスの子会社化のお知らせ(株式会社メディアドゥホールディングス):
https://www.mediado.jp/mdhd/2285/
マンガ図書館Z:
https://www.mangaz.com/

投稿者: 鷹野凌

フリーライター/ブロガー。NPO法人日本独立作家同盟理事長。非常勤講師でデジタル出版論/デジタル出版演習/デジタル編集論を担当。出版学会員/デジタルアーカイブ学会員。