米・加研究チーム、1〜2歳児102名を対象に「電子絵本vs.紙絵本」の読み聞かせ効果を検証

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【編集部記事】欧米ではここ数年、幼稚園・小学校現場での電子書籍導入の影響について、肯定派/否定派双方の研究結果がいくつか発表されているが、米国・カナダの研究者2名が、従来研究よりもはるかに低年齢である1〜2歳児への読み聞かせ実験結果を行ない、その結果について論文を発表している。

 この実験を行ったのは米University of South Dakota大学のGabrielle A. Strouse氏と加Toronto大学のPatricia A. Ganea氏。カナダ国内の指定のプレイルーム内で1〜2歳児102名の親に実際に読み聞かせを行なわせ、ビデオカメラで記録。

 結論としては、電子絵本vs.紙絵本の明確な差異についての言及は避けられたが、電子絵本では幼児の”指差し行為”と画面への集中力の増加が顕著に見られるなど、独特な効用が確認されたとのこと。【hon.jp】

問合せ先:米Science Dailyの記事( https://www.sciencedaily.com/releases/2017/06/170621103103.htm

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