米国の電子書籍エージェンシー・モデル裁判、米司法省がApple社の監視を終了

《この記事は約 1 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】米Bloomberg誌によると、大手出版社がApple社と交わした電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法とする2013年の裁判にからみ、司法省(本部:ワシントンD.C.)は同社の監視を無事終了したことを明らかにしたとのこと。

 この裁判は、2012年に司法省が大手出版社やApple社と交わしている電子書籍のエージェンシー・モデル価格契約を違法であると告発した裁判で、翌年2013年7月にApple社に有罪判決が下った。判決を受け、司法省はApple社に監視役を派遣していたが、Apple側が協力せず、ドタバタ劇となっていた。

 本裁判は実質的には現在も続いており、Apple社は来年にも最高裁で審理を要求する予定。【hon.jp】

問合せ先:Bloombergの報道( http://www.bloomberg.com/news/articles/2015-10-13/apple-e-book-antitrust-monitoring-may-end-after-rocky-course

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: