電子書籍だからできる、iBooks Authorを使い、手話ビデオを埋め込んだiBooks用電子絵本「Pointy Three」

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【編集部記事】Apple社(本社:米国カリフォルニア州)が米国内で運営する電子書籍販売ストア「iBookstore」で、新しいタイプの電子絵本が発売された。

 作品名は「Pointy Three」という折れたフォークが主人公のお話で、作者は小学校教師のAdam Stone氏。同作品では、耳が不自由な子供たちのために、絵本ページの左上に手話解説ビデオも同時に再生されるようになっており、教育現場における電子書籍の新しい可能性を示唆している。Stone氏のブログによると、「このような電子絵本をまだ誰も作っていないようだったので、まず自分で作ってみることにした」と書いている。

 なお、このApple社が「Pointy Three」は価格4.99ドル。プロの手話翻訳家を雇ってビデオ撮影し、Mac OS X向けに無償公開中の電子書籍制作アプリ「iBooks Author」を使って制作されている。【hon.jp】

問合せ先:電子絵本「Pointy Three」( http://itunes.apple.com/us/book/pointy-three/id538361566?mt=11 ※日本からは購入不可)

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