ドイツで電子書籍端末のセール合戦、書店チェーン第2位「Thalia」も6,000円前後の電子書籍端末を投入

《この記事は約 2 分で読めます(1分で600字計算)》

【編集部記事】Amazon社(本社:米国ワシントン州)によるドイツ国内の電子書籍市場参入が引き金となり、現地では大手書店チェーン間で電子書籍端末のセール合戦が繰り広げられている。

 最初に口火を切ったのはドイツ書店チェーン最大手「Weltbilt」で、クリスマスシーズンから自社ブランドの電子書籍端末「eBook Reader 3.0」を半額の59.99ユーロ(約5,800円)に値引きし、数十万台を販売(既報のとおり)。これを受け、ライバルである書店チェーン第2位「Thalia」を運営するThalia Holding社(本社:独ノルトライン・ヴェストファーレン州)も今月5日にまったく同じ59.99ユーロで液晶タブレット型の電子書籍端末「TouchMe」を発売した。ドイツ国内では、今後ますます価格競争がヒートアップしそうな様相を見せている。

 ちなみに、Thalia社では昨年から台湾Sipix製のモノクロ電子ペーパーディスプレイを採用した電子書籍端末「OYO」シリーズも展開しているが、こちらはまだ119ユーロ(約1.1万円)と高めとなっている。【hon.jp】

問合せ先:Thalia社のTouchMe販売ページ( http://www.thalia.de/shop/tha_homestartseite/suchartikel/touchme_tft_reader/EAN7640153310019/

広告

著者について

About hon.jp Staff 7938 Articles
株式会社hon.jp(2018年3月31日で解散)スタッフによる記事のアーカイブです。ニュースメディア「hon.jp DayWatch」はNPO法人HON.jpが事業継承し、2018年10月1日より「HON.jp News Blog」へ名称変更、リニューアルして運営しています。リンク先が消えている場合は、Wayback Machineなどを利用すると、当時の記事が掘り出せるかもしれません。
タグ: /