英国の作家エージェント協会「出版業への参入も」、電子書籍時代に備えて会員規約の変更を検討

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【編集部記事】英国の出版業界ニュースサイト「Bookseller.com」によると、英国内の作家エージェントの組合であるAssociation of Authors' Agents(本部:英国ロンドン市、以後AAA)では現在、エージェントによる出版業への参入について議論されている模様。

 記事によると、AAAでは会員規約に「出版社の従業員は会員と認めない」という項目があり、今まではそれを使って出版社との“境界線”を守っていた。しかし、昨今の電子書籍ブームによる業務の拡大や、Amazon社と直接交渉する有名著者も出てきていることもあり、作家エージェントによる出版業への参入を認めるべきだとの声が高まっているとのこと。

 記事によると、あるエージェントは「我々の仕事はあくまでも著者の利益を最大化することにある。出版社と著者の間を仲介するだけの時代はもうすでに終わった」とコメントしている模様。【hon.jp】n

問合せ先:英Booksellerの記事( http://www.thebookseller.com/news/agents-mull-change-aaa-code-practice.html

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