米IDPF、電子書籍ファイルフォーマット規格「EPUB 2.1」策定に向けた課題リストを公開

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【編集部記事】米国の電子書籍標準化団体の1つであるInternational Digital Publishing Forum(本部:米国ニューヨーク州、略称:IDPF)は現地時間の6日、次期電子書籍ファイルフォーマットEPUB 2.1策定に向けて現状の課題リストを公開した。

 EPUBは、IDPFが業界標準規格として推進している電子書籍ファイルフォーマットで、すでにApple社やGoogle社、中国・台湾の電子書籍ハードウェアメーカーなどが正式採用している実質的な世界標準規格。しかし、EPUBはもともと欧米小説の電子化を念頭に生み出された規格であるため、さまざまな欠点が各訪問から指摘されていた。

 今回、次期EPUBワーキンググループはEPUB 2.1規格策定に向けて、IDPF内の意見を集めるために課題リストを公開。日本電子出版協会(本部:東京都千代田区)から提出された日本語組版機能の追加や、インタラクティブコンテンツへの対応など、13点の課題が今後討議される予定となっている。【hon.jp】n

問合せ先:EPUB 2.1 Working Groupの課題リスト草稿( http://idpf.org/idpf_groups/IDPF-EPUB-WG-Charter-4-6-2010.html

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