出版社も取次業に参入する時代が到来、米O’Reilly Media社が出版社向け電子書籍取次サービスを開始

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【編集部記事】IT系出版社のO'Reilly Media社(本社:米国カリフォルニア州)は現地時間の2月23日、電子書籍取次サービスに参入することを発表した。

 この新サービスは、同社が新設するDigital Distribution部門が行なう新事業で、出版社などが保有する書籍コンテンツの各種電子書籍フォーマット変換やApple/Amazon/Sony/Barnes & Nobleへの納品を代行するというもの。サービス加入自体は無料で、売上に対するレベニューシェアで支払うかたちとなる。

 なお、O'Reilly Media社はプログラミング書などが有名な中堅出版社だが、以前から自社向けに電子書籍や電子出版インフラに多大な投資を行なってきたことでも有名。今年あたりから、同社のように、社内向けに開発したインフラを外部公開し、それを事業化する出版社が急増しそうだ。【hon.jp】n

問合せ先:O'Reilly Digital Distributionサービスのサイト( http://oreilly.com/digital-distribution.html

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