Googleの有償読書サイトやAmazonの読書端末など、米Publishers Weekly誌が報道

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 米Publishers Weekly誌の報道によると、Amazon.com(本社:米国ワシントン州)が今週ロンドン市内で行われた「London Book Fair」で同社が開発中の電子ペーパー搭載型読書端末を出版関係者にデモし、早ければ今春中にも発売される可能性があるとのこと。

 Amazon社は、昨年FCC申請中にプロトタイプ機の写真と関連資料がネット上にリークしたことで、「Amazon Kindle」というコードネームで独自の読書端末を開発していることが発覚。しかし、発売日など、その後の開発状況などはいっさい不明となっていた。Publishers Weekly誌によると、400ドル近辺の価格設定で発売準備を進めており、早ければ今春中にも発売される可能性があるとのこと。

 一方、検索最大手のGoogle社(本社:米カリフォルニア州)も同会場で年内スタートを予定している有償書籍オンライン閲覧サービス「Online Access」をデモ。Google社の担当者によると、ユーザーはWebブラウザ上で書籍をオンライン閲覧でき、価格は出版社側で自由に設定できるとのこと。さらに、著者もしくは出版社側が望べば、印刷やカット&ペーストもできるようになる模様だ。

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Publishiers Weekly誌の報道(英文)
http://publishersweekly.com/article/CA6434732.html

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